
ビットコインネットワークのハッシュレートが昨年末の高値から長期間回復しておらず、マイニング業界で構造的な変化が本格化しているとの分析が出ています。
Twenty One CapitalのCEO、ラファエル・ザグリ氏はBitcoin Asia 2026で、ビットコインが史上初めて「ハッシュレート弱気相場」を経験していると指摘しました。昨年末に約1.3 ZH/sに近づいたハッシュレートはその後下落を続け、過去最高値を回復していない期間は史上最長水準に達していると説明しました。
同氏は、今回の状況は中国が2021年に実施したマイニング禁止とは異なると強調しました。当時はマイニング機器が他国へ移転し、ハッシュレートが回復しました。一方、現在はAIや高性能コンピューティング(HPC)が、電力とデータセンターのインフラをめぐってビットコインマイニングと競合しています。上場マイニング企業の相当数もAI事業へ転換しており、マイニング業界では構造的な再編が進んでいると評価しました。
