
米量子コンピューティング企業IonQが、256量子ビット級の次世代プラットフォーム「Superion 256」を公開した。ただし、現段階の技術はビットコインのセキュリティーを脅かす水準にはないと、Decryptが伝えた。
IonQは9月8日、Superion 256を同社の第6世代量子コンピューティングプラットフォームとして発表し、注文受付を開始した。顧客への供給は2027年から始める予定だ。一方、完全な256量子ビットシステムの性能を実証する結果は、現時点まで公開されていない。
量子コンピューターでビットコインのsecp256k1暗号体系を攻撃するには、エラーを訂正しながらショアのアルゴリズムを安定して実行できる、はるかに大規模なフォールトトレラントシステムが必要になる。256量子ビットという数字は、256ビット暗号を直接解読できることを意味しない。
IonQは別の研究でも、ビットコインのsecp256k1署名を解読するには約2万個の物理量子ビットが必要になると推計し、現在、そのような攻撃を実行できる量子コンピューターは存在しないと述べた。
出典
- Decrypt — While Bitcoin Devs Debate Next Moves, IonQ Unveils Superion 256 Quantum Computer — 2026-09-09 — [ ]
- IonQ — IonQ Launches Superion Product Line: Industry-Leading, Upgradeable Platform Designed to Scale Manufacturable Fault Tolerant Quantum Computing — 2026-09-08 — [ ]
- IonQ — IonQ Publishes World’s First Fully Compiled, End-to-End Blueprint for Breaking 256-Bit Elliptic-Curve Signatures — 2026-09-08 — [ ]
