CoinSharesは、ビットコインが最近、金と似た値動きを示しているものの、8万ドルを継続的に上回るには、地政学的緊張の緩和、または米国債への信頼のさらなる低下が必要になると分析した。
CoinSharesのリサーチ責任者ジェームズ・バターフィル氏は、9月4日付の市場レポートで、直近2週間のビットコインは金と同様に動いたと評価した。同氏は、米国の財政の持続可能性への懸念と、米財務省による長期国債の購入拡大が背景となり、ビットコインは6万ドル台前半から上昇し、一時8万100ドルに達したと説明した。
ただしCoinSharesは、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が、さらなる上昇を制限する主な要因だと指摘した。ビットコインが8万ドルを明確に突破するには、イラン情勢の解決によってインフレ・金利見通しが低下するか、米国債への信頼がさらに弱まり、政府以外の価値保存手段への需要が拡大する必要があると分析した。
短期的には、8月の米国物価指標と9月のFRB会合が、ビットコインの方向性を左右する主要な変数になるとCoinSharesは指摘した。
出典
- CoinShares — Market update – September 4 2026 — 2026-09-04
