
ブラジルの主要銀行は、暗号資産の規制枠組みの整備と顧客需要の拡大を受け、個人顧客向けの暗号資産関連商品を増やしている。
Itaúは2025年に暗号資産商品を拡充し、現在はBitcoin、Ethereum、USDCなど15種類の暗号資産を提供している。Nubankは28資産に対応している。Banco do Brasilは今年1月からBitcoinとEthereumへの直接投資を提供しており、取引規模は1,100万ブラジルレアルを超えた。BradescoとSantanderは暗号資産関連ETFを提供している。
専門家は、暗号資産のボラティリティが高いことを理由に、投資ポートフォリオ全体に占める暗号資産の割合を1~3%程度に抑える保守的なアプローチを推奨した。
ブラジル中央銀行は2026年から暗号資産サービス提供業者を規制しており、最低資本金、顧客資産の分別管理、監督などの要件を適用している。ただし、2026年3月時点で銀行が中央銀行に提出した財務資料では、銀行自身が保有する暗号資産は確認されなかった。
