
暗号資産を備蓄してきた上場企業の株価が急落を続ける中、株主の累積損失は約500億ドルに達し、企業統治に対する投資家の監視も強まっている。
暗号資産トレジャリー企業の株価が低迷を続け、株主の累積損失額は約500億ドルに達した。
ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に投資する上場企業の完全希薄化後時価総額は、現在約900億ドルとなっている。ピーク時から約40%減少した水準だ。
Solanaトレジャリー企業SkyAIの株価は、2025年8月に事業転換に向けた資金調達を完了して以降、約90%下落した。
ビットコインを主要資産として組み入れたMetaplanetの株価も、2025年6月の高値から84%下落した。経営陣へのインセンティブと株式の希薄化を投資家が批判したことを受け、同社は一部のワラント契約を取り消し、報酬計画を再設計することを決めた。
株価の下落が続く中、個人投資家と機関投資家は、これらの企業の従業員報酬、株式インセンティブ、関連当事者取引に対する監視を強めている。
